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かいじゅうたちのいるところ
評価:
スパイク・ジョーンズ,モーリス・センダック,トム・ハンクス,デイブ・エッガース
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 1,338

絵本を読んだことがないのでストーリーを知らない状態で映画を観ました。
その上で映画の感想。

母姉と3人で暮らすマックスは、本当はさみしがり屋で甘えん坊なのに、その気持ちを素直に表現できずいたずらを繰り返す男の子。
ある夜、お母さんに怒られたマックスは衝動的に家を飛び出す。
走ってたどり着いた先は見知らぬ森。そして小さなヨットに乗って嵐の海を航海し、たどり着いた先はかいじゅうたちが暮らす島。
かいじゅうに食べられないためについた嘘によって、かれらの王様になったマックス。
かいじゅうたちも“家族”の問題を抱えていて…というストーリー。

いきなりエンディングの話をしてしまうけれど、かいじゅうたちが自分たちが抱える問題について主体的に解決するわけでもなく、家に戻ったマックスもお母さんに「ごめんなさい」の一言もないことにちょっとがっかりしました…。

マックスとキャロルは似た者同士で、つい暴力で自分の感情を表現してしまうタイプ。
それなのに誰かがこの問題を解決してくれるんじゃないかと他力本願で考えているところがある。
自分が変わればすぐに解決できる問題なのに、それが描かれないまま物語が終わります。
そして、エンドロールに「全て愛だよ」みたいな歌詞の歌を流されても…なんだかとってつけたような印象を受けました

絵本ではきっとここまで“家族”にスポットライトが当たってなくて、かいじゅうたちと遊んで家に戻ってきましたっていうストーリーなんでしょう。実写にしたことによって炙り出された真のテーマなんだと思う。

あえてハッキリ描かないことで、見る人それぞれにストーリーの続きを委ねているのかもしれないけど、ごく個人的な感想としてはマックスの成長はあまり感じられませんでした。

ストーリーとは別にビジュアル面はかなり素晴らしかった
CGではなく着ぐるみを制作したというかいじゅうたちは、もふもふな感じとか触ってみたい欲求に駆られました
さらに表情も実に豊かだから、リアリティがあります。
彼らが作る“お城”や、キャロルが作る“夢の国”もすごかった。この映画の美術スタッフは半端ないです

あと、なんといってもオオカミの着ぐるみパジャマ姿のマックスが実にラブリー
(「飛ぶ教室」といい「ポビーとディンガン」といいカワイイ少年にめっぽう弱い私)

子どもは「かいじゅうと遊ぶ映画」として、大人は「人間関係や家族というものを考える」という視点で見ることができるので、小さいころに大好きになればずっとそばに置いておきたくなる映画だと思います。

movie 23:51 comments(1)
サダハル・アオキの「モモ」
 

3連休、みなさんいかがお過ごしだったのでしょうか。
私は悲しいかな、ほぼ2日間自宅で仕事をしていました…
飛び石連休ウィークだというのに、これからの2週間は忙殺される予定。
なので、休みにもかかわらず仕事をがんばっている自分と、これから2週間がんばれ自分ってことで、美味しいケーキを食べにお出かけ。

当初の目的だったお店がなんとお休み
アンリ・シャルパンティエにしようか、はたまたぶどうの木にしようか…なんていろいろ考えたのですが、どうせならカフェに行ったことないお店ってことで有楽町のサダハル・アオキに行ってきました



今回チョイスしたのは秋季限定のカシスのシブースト「モモ」。
赤桃とカシスの鮮やかな赤紫がシックなケーキです。

パリっとしたトップのキャラメリゼ。
その下はふわっふわのカシスムース。
まったり&こっくりとした味のチーズっぽい味わいと、食感を引きしめてくれる赤桃のコンポート。

サダハル・アオキのケーキは、フルーツをふんだんにつかっているんだけど鼻に抜けていく香りを楽しむというよりは、舌にのる味わいを楽しむケーキだなぁと思った。
一口食べ終わると不思議と味わいがすうっと引いていく、くどさのないケーキ。

一緒に紅茶をオーダーすると、なんと鉄瓶で出てきます。
ずっしり重たい鉄瓶がケーキの横に鎮座するのはなんだか不思議な光景。
オーダーしたのは「セイロンシトロネルヴェルヴェーヌ」。
スッキリとした香りのブレンドの紅茶なので、お砂糖なしがオススメ。
鉄瓶1つでお茶2杯分いけたんだけど、2杯目も渋くない

今度はカフェ限定のパフェが食べたいなぁ。相方はキッシュプレートが気になっていた模様。
店内はダンスミュージックっぽい軽やかなビートを刻むBGMが流れていて、白黒を基調とした内装なので、メンズも気恥ずかしくないと思います。
あ、ウェディングケーキのディスプレイがあったので、そこだけはちょっぴり甘いメルヘンな世界かもw







Sweets&Food 23:34 comments(0)
クリスピークリームドーナツのクルクルクリーム


クリスピークリームドーナツの首都圏9店舗で、夏期&店内限定で販売されていた「クルクルクリーム マンゴー&レモン」を、夏の終わりにようやく食べました

温めたオリジナルグレーズドにソフトクリームとソースをON
高く盛られたソフトクリームは、結構迫力があります。

ただ…フォークスプーンが左側にナイフっぽい役割を果たすデザインになっていて、右利き仕様でした
ただ、左利きの私でもドーナツを十字に切り込みを入れてくれているので、ものすごく食べにくいってことはないです

感想は…まぁ、普通?ww
すいません、辛口で。

アイスが溶けるのが早いんだよねー。まぁ、温かいものの上に載せてるんだからしょうがないっちゃないんですけど。

マンゴーよりキャラメルフレーバーのほうが、食べ応えがありそう。
(ただ、真夏にキャラメルを食べたいかというと微妙だけど…)

Sweets&Food 12:47 comments(0)
飛ぶ教室
評価:
エーリヒ・ケストナー
松竹ホームビデオ
¥ 2,446

ほっこり映画の夜、6作品目は「飛ぶ教室」。
「2人のロッテ」を書いたエーリヒ・ケストナー原作のドイツの児童文学「飛ぶ教室」が原作の2003年の映画です。
原作は第2次世界大戦下を描いたものだけど、この映画ではベルリンの壁が存在した政治下のエピソードが盛り込まれています。
今でこそドイツは安定した先進国というイメージだけど、改めて歴史を振り返ると激動の国だよなぁ。

舞台は、少年合唱団で有名な学校。
その寄宿舎に転校してきた孤児のヨナタンが主人公。
彼のルームメイトは、ボクサーを目指すマッツ、校長先生の息子で物理が好きなセバスチャン、秀才でみんなをまとめるリーダーシップがあるマルティン、貴族の家系で優しさ溢れる一番のちびっこウリー、彼ら5人を中心にストーリーが展開していきます。
そして、とにかくこの5人のキャストが秀逸です
みんなかわいらしすぎる

寄宿生VS通学生のバトル(卑怯なシーンもありながらガチのバトルが雪合戦っていうのがなんとも微笑ましい)や、
ヨナタンと通学生グループのリーダー格モナがちょっといい雰囲気になったりして、「あれ?ウエストサイドストーリー的な展開なの?」というエピソードもあったりしますが、ストーリーの軸になるのがタイトルでもある『飛ぶ教室』。

5人が隠れ家で見つけた『飛ぶ教室』の脚本。
彼らはそれぞれの得意分野で協力しあいながら、この脚本をクリスマス劇として上演するため、一生懸命に練習に励んでいく中で、5人の大好きな“正義”先生と隠れ家の持ち主で謎の男“禁煙”さんと関係があるようで…。

舞台が現代に置き換えられているので『飛ぶ教室』がラップのミュージカルになっているのはビックリなんだけど、自分のメッセージをストレートに伝える=ラップっていう発想が、とても現代っぽいなぁと感じました。

正義先生と禁煙さんのエピソード(男の友情って素敵)。
それに裏打ちされた正義先生の教育理念。
先生を慕う生徒たち。

多少強引なところもあるけれど、冒険あり、微笑ましい笑いあり、感動ありの素敵な映画でした
また観たいと素直に思えた作品だったので、星4つを進呈

原作は時代も違うしエピソードも異なるようなので、是非読んでみようと思います。
movie 00:29 comments(0)
プール
「ほっこり映画鑑賞の夜」は、小林聡美&もたいまさこ出演映画が〆るような形になっています。
続いて見たのは、今年公開された「プール」。
気になってはいたんだけど、結局劇場に行かなかったのでレンタルでようやく観ました。

桜沢エリカが手掛けたマンガ版のストーリーは知っていたので、物語の大筋は理解した上で観ています。
amazonでのレビューはそんなに高くないけれど、私はこれはこれでありだと思いました

大学の卒業旅行として母・京子が働くタイに一人旅行へ行くさよ。
日本人オーナーの菊子さん、スタッフの市尾くん、そしてタイ人の孤児ビーとの5人が織りなすのんびりゆったりスローな時間が流れる映画でした。

この映画のテーマは「家族の絆」。
自由奔放な母と、ビーに母を奪われたような気になりもっと甘えたかったとすねる娘。
そんな2人の“距離がある関係”が羨ましいと語り、ビーを本当の母親に会わせてやりたいと奔走する市尾。
初対面のさよのことを姉のように慕うビー。
かわいそうな動物を拾ってきて愛情いっぱい育てる菊子。

演出でどんな風にでもメリハリは付けられるストーリーだと思う(マンガに描かれていたさよの市尾に対するほんのり恋心も映画には盛り込まれていなかったし)。
ただ、そこまで描き切ってしまうのは、このキャスト、このチームが持つ世界観(空気感)ではない。
観る者にエピソードを委ねるっていうのもあり、っていう映画です。

プールの公開前にハンバートハンバートともたいさんが登場したインストアライブに行ったので、どんな音楽が本編で流れるんだろうと思ってたら…劇中ではほとんどBGMがありませんでした
「プール オリジナルサウンドアルバム」であって「 プール オリジナルサウンドトラック」ではないのが、ようやく合点。
オリジナルサウンドアルバムは作品のエッセンスではなくて、もう一つの「プール」という作品なんだねぇ



movie 23:40 comments(0)
花園茶寮のいちご氷
今日は、前職の先輩の結婚パーティーで新宿へ
終始アットホームで和やかな雰囲気の中進行して、2人の笑顔がとびきり素敵なパーティーでした。

会がお昼だったので、お開きになった時には新宿はじりじりと日差しが照りつける猛暑の炎天下
前職関係者のみなさんとちょっと涼んでから帰ろうということになり、新宿・花園神社前にある花園茶寮に行きました。

夏期限定のかき氷メニューからいちご氷をオーダー。
まずお通しとして冷たい麦茶と1/4サイズの花園饅頭が出てきます。




そして、いよいよかき氷が登場
普通のかき氷の倍はあろうかというビックサイズ
重厚なガラスの器もなんだか懐かしい感じがします。

その上に自家製のつぶつぶ感が残っているいちごジャムがたっぷり。
シロップじゃなくてジャムっていうところがポイント。
液体じゃないので、氷が溶けるスピードが遅い気がします。

非常に細かくてふんわりしたきめ細かい氷なので、撮影でもたついてたらちょっと潰れてしまいました

〆に温かい緑茶もいただけて、900円なり。
1ランク上のかき氷でした

Sweets&Food 23:24 comments(0)
かもめ食堂
評価:
荻上直子,トゥオモ・ヴィルタネン,群ようこ
バップ
¥ 4,118

実はまだ続いていたほっこり映画鑑賞の夜。第4夜は「かもめ食堂」にしました。

「めがね」を観てからこっちに戻った形になるのですが、感想は…こっちのほうが断然好き

作品全体が北欧ののんびりした空気をまといながらも、小林聡美の溌剌&キビキビとした動き、もたいまさこのまったりゆったりした雰囲気、片桐はいりのドスドスした感じ(いい意味で使ってます)がキチンとその役の個性として伝わってくるし、ストーリーもくすっと笑える展開が多くて、観終わった後に自分でも気づかないうちににまにましてました

おにぎりの存在感もさることながら、お店に客を惹きつけるきっかけとなったシナモンロールに、私もものすごく惹かれました
やっぱりおいしい食べ物はみんなを幸せにして、平和をもたらすよね

音楽もよかったなぁ。
のんび〜りしたもの、管楽器が入ってるもの、そしてエンディングテーマの井上陽水なんてかっこよすぎだもの。

「めがね」はそこに流れている時間自体がスローだけど、「かもめ食堂」は心が満たされていればのんびりした雰囲気が自然と出てくるんだなってことを伝えてくれる映画だと思いました。

movie 12:32 comments(0)
モロゾフのパンプキンプリン


今年も秋がやってきた〜
モロゾフのパンプキンプリンの季節です。

もうねー、このパンプキンプリンを食べたら他のパンプキンプリンなんて食べれなくなるよ。
それくらい超オススメの一品

1個367円といいお値段しますが、食べる価値あります。
もともとモロゾフのカスタードプリンが300円なんだからそれにちょこっと足すだけだと思えば、どうってことない金額です

販売はハロウィン(〜10月末)の予定だけど、店舗によって販売開始時期や仕入れ状況が異なるので一概には言えないとのこと。

今年は何回食べれるかなぁ〜
Sweets&Food 12:24 comments(0)
1/1
スイーツレポートばかりとなったブログ。
読んだ人が「食べてみたい!」と思ってもらえたら嬉しいなぁ。
そんなことを願いながら綴っています。
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