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君たちに明日はない
最近、NHKの土曜9時のドラマが非常に面白いと思う
この枠で前クールに放送されていたのが、「君たちに明日はない」です。
http://www.nhk.or.jp/dodra/kimiasu/

リストラ請負会社である日本ヒューマンリアクトに勤める村上真介が主人公。ドラマでは坂口憲二が演じてました。
建設会社、銀行マン、デパートの外商部、おもちゃの商品開発、コンパニオンに温泉旅館に消費者金融まで。
様々な職業に就く、様々な人たちの人生と向かい合っていくストーリーになっています。

リストラという極めてネガティブというかドロドロとした人間劇が密室で繰り広げられるにも場面が多いにも関わらず、どこかカラッとした清々しい印象を与えるのは、リストラを受ける人のほうが最終的には一筋の希望を見出していくからかな。
いや、これを読んでいる時点では私は主人公と同じ、もしくは面接会場をチラッと見ている傍観者だから「面白い」と思えるのかもしれない。

村上の恋人である8歳年上の陽子。
彼女は、村上担当のリストラ面接を受けたことがきっかけで付き合うようになるという「えーーー、それはないわぁ」なんだけど、陽子の単純で喜怒哀楽が激しいっていう性格を踏まえると、それもありなのかなってだんだん思えてくるあたりが設定の上手さなのかな。
ドラマでは田中美佐子が演じていて、本を読んでいる間2人の姿が私の頭の中を動き回っていましたww

原作本とドラマはほんの少し設定が変わっているところがあって、ストーリーからすると私はドラマ版のほうが好きでした。

特に真介と陽子の恋愛絡みのエピソードは、ドラマ版のほうが上手く練られていたと思う
原作本では、すぐに2人が恋人関係になってしまって唐突に性的描写が入ってきたりと、なんだか陽子がとても尻軽な感じに描かれていたのがちょっと残念
まぁ、先にドラマを見てから本を読んだという順番から来る印象はあると思うのですが。

ただ見方を変えて、仕事=理性、恋愛=本能だとするならば、敢えて露骨な描写をすることで“人間らしさ”を炙り出そうとしてたんじゃないかな?とも考えられたり。

続編である「借金取りの王子」ではそういう描写が減っていたし、解説にも書かれていたけど女性を主人公にしたエピソードが多いからそういう点が配慮されてのかもしれません
・・・って、この解説を書いた宅間孝行さんがドラマの演出を手掛けていたと、HPを見て初めて知った
しかも、演出は朝の連続テレビ小説「つばさ」で真瀬さんを演じてた人じゃないですか
原作本を上手いことアレンジしたなぁ〜。素晴らしい

第3弾の「張り込み姫」というのも出ているらしいので、それも機会があったら読んでみようと思います。

book 12:21 comments(1)
フランク・ブラングィン展
国立西洋美術館開館50周年記念事業として開催されている「フランク・ブラングィン展」に行ってきました。

“フランク・ブラングィン”という名前は聞いたことがなかったんですが、夏目漱石の「それから」に名前が登場していたり、日本とは縁が深い画家さんだったってことは、チラシを見て初めて知りました。

コントラストの効いた色彩と、絵画でありながら装飾のセンスを感じる画面構成。
駅に貼られていた告知ポスターがとても印象的で、「これは観に行かねば」と思ったのでした。

日曜日の閉館まで1時間というタイミングで行ったので、そんなにお客の入りもなく、じっくり作品の前に立つ事ができました。
期待に胸膨らませて行った会場。想像以上によかったです
この展覧会は是非観て欲しい

全く事前勉強なしに行ったこともあるんですが、フランク・ブラングィンという人の才能の多彩さに驚かされっぱなしでした。
画家、建築家、空間デザイナー、工芸デザイン、壁画作成、版画、本の装丁、グラフィックデザイナー。
どれもブラングィンの実績を語る上では欠かせないものばかりです。
ポスターから感じた装飾センスも、これだけの仕事をしていれば納得

国立西洋美術館の礎となった松方コレクション(現・川崎重工業の初代社長・松方幸次郎)。
松方はブラングィンの美術活動を援助し、ブラングィンは松方の美術品蒐集を助けるという間柄で、いぅれは日本に松方のコレクションを展示する「共楽美術館」建設を計画していたとのこと。

しかし、第一次世界大戦や関東大震災によってその夢は果たせず、さらにはロンドンにあった松方の美術品倉庫が火事にあい、コレクションの大半が焼失してしまったそうです。

この展覧会では、ブラングィンがデザインを手掛けた共楽美術館の内装を再現した展示室が用意されており、時代に翻弄された2人の熱意と友情が2010年になり(一部ではあるけれども)ようやく夢が形になった展覧会と言えるかも知れません。

気付けばあと2室も残しているタイミングでそろそろ閉館ですのアナウンスが流れる事態
じっくり観すぎたみたいです
最後の版画と装丁コーナーは駆け足で見てしまったので、あともう1回観に行きたいなぁ〜。

8カ国37箇所の美術館や個人コレクションから集められた123点が一堂に会しています。
あまり馴染みのない作家さんだけに、とても新鮮な気持ちで作品を見ることができると思います。
アール・ヌーヴォーやアール・デコが好きな人には特にオススメ

国立西洋美術館で5/30まで開催中。

http://www.fb2010.jp/

TOPページでいきなり職業診断ができます。ミステリアスな感じでちょっとドキドキ。
しかもtwitterでつぶやけると来た。
art 22:20 comments(0)
今更ですがホワイトデーの頂き物。
久しぶりにスイーツレポ
もう1ヶ月も前のことになってしまいますが、会社のメンズの皆様からホワイトデーのお返しをたくさん頂きました

一番必死こいて働いている時だったので賞味期限が短めだったものは写真撮影もせずに食べてしまったものもあって、全ては紹介できないのですが全て美味しく頂戴いたしました
遅ればせながら本当にどうもありがとうございました

今年頂いたホワイトデーの中から3品、ご紹介します



まずは、テオブロマのキャラメル・ムー。

上段 左:アーモンド  中:チョコレート    右:塩バター
下段 左:ピスタチオ  中:フランボワーズ  右:パッションフルーツ

贅沢な6種類のキャラメル詰め合わせです。
元々とても柔らかな仕上がりなんだけど、口に入れると解けるようにふわ〜っと広がっていきます
そして、全然甘ったるくないどれも後に残るのはキャラメルの余韻のみ。

アーモンドとピスタチオは、ナッツを使っているだけあって、噛めば噛むほどにナッツの香ばしさと存在感が出てくるずっしり系。
チョコレートはさすがテオブロマ。口に入れる前からカカオのよい香り。
フランボワーズは華やかで、パッションフルーツはピーチの効いた優しい香りです。
塩バターは、唾液がじゅわじゅわ溢れてくる“旨み”の一品。

缶もとてもかわいいんです
ネコ、ウサギ、鹿、ちょうちょ、鳥(白鳥?)、そしてゾウが描かれています。

しかもCDがぴったり収まるサイズで、「空きカンはCDケースとしてご利用頂けます。」なんて、気が利きすぎてます

http://www.theobroma.co.jp/





続きまして、ショコラティエ・ミキのチョコレート4粒。
初めて知ったお店なのですが、もう見た目のチョコのツヤツヤ具合で「これは間違いなくおいしい」と分かりました

季節に合わせたチョコレートがあって、この中には「春」=4種類のベリーを使った紅茶のガナッシュ、「冬」=スパイシーなミルクティーのガナッシュがありました。
もう2粒は、オーソドックスな「ナチュラル」と、洋酒が効いた大人の味「コニャック」。
個人的にはコニャックが一番好きでした

http://www.choco-miki.com/



最後に「銀のぶどう」の「桜のモンブラン」
桜餡と栗、生クリームを組み合わせた和風洋菓子。華やかに金粉が添えられています
栗は食感が楽しいコロコロ粒々の角切りと、土台となっているしっとりの栗きんとん。
生クリームが軽めなので、ペロっといけちゃいます。

季節に合わせて味が上のクリームが変わるようで、この記事を書いている4月現在は抹茶のモンブランになっている模様。
正方形で9つに等分できるので、お土産とかにもよさそうです

http://www.ginnobudo.jp/index.html
Sweets&Food 21:39 comments(0)
お久しぶり。
前に書いたのがホワイトデーとか・・・約1ヶ月も放置です

愚痴っぽくなっちゃいますが、この1ヶ月は特に仕事が大変でした。
去年の年末から既に大忙しだったのですが、それに輪をかけてこの1ヶ月はすごかった
千葉に住んでるっていうのも原因ではあるだけど、連日終バスは当たり前。
あやうく恵比寿に2泊しそうなこともありました

そして、ひと段落つくかと思いきや・・・この案件が
終わらなーーーーーーーーーーーーーーーーい


3月程の激務はもう勘弁だけど、「この案件が日の目を見るまでは!」と気持ちを切り替えていかねば。

この間にあったこと、食べたもの、読んだ本は少しずつUPしていきます。
まずはこの後に食べたおいしいお菓子について書きますよー。
本日のご報告 19:12 comments(0)
1/1
スイーツレポートばかりとなったブログ。
読んだ人が「食べてみたい!」と思ってもらえたら嬉しいなぁ。
そんなことを願いながら綴っています。
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