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スッキリ整理の2009年
あと30分足らずで今年も終了なんだけど、全くそんな感じがしません。
「大晦日」っていう実感が全く湧かないまま、年が明けそうです

会社的には25日で仕事納めだったんだけど、土日そして月曜と仕事をしていて、ようやく火曜日から冬休み。
それから今日までの3日間はひたすら掃除をしてました
1日目は自分の部屋、2日目は自分の部屋と階段や廊下のフローリングをひたすら磨き、今日は洗面所とお風呂場を徹底的に掃除。細かいところまで歯ブラシを使ってゴシゴシゴシゴシ
思えば、今年はこんな感じで細かなこと・ものをゴシゴシと整理した1年だったような気がします。

今まで溜め込んでいたものを分けること、そして思い切って捨てることができるようになりました。
そのおかげで、これまでより部屋がスッキリ保てた
真の血液型が判明して3年。ようやく「A型の自分」を受け入れられてきたのかな?とも思います。
まぁ、都合のいい時だけB型に戻らせていただきますがw

お金の使い方にも変化があった1年でした。
というのも、ブログには初めて書きますが、今年の6月相方が勤めていた会社が不況の煽りを受けてなくなってしまい、現在に至るまで仕事に就けずにいるということが大きく関係しているのだけど、大学時代に戻ったみたいな節約デートを繰り広げてきました。
節約のためなら、お弁当も作るし、電車賃も節約するために歩く。
それが苦ではなく(むしろお金を理由に会えないことのほうが苦なわけで)、様々な制限がある中で「こうしたらいいんじゃないか?」って考えることができたのが、自分にとってはプラスだったかな?と捉えています。
にしても、私たち2人は毎年何かしらの事件が起こります

27歳という年齢もあって、同年代の結婚とか出産とか、おめでたいことが続いた1年でもありました
学生の頃のようには遊べなくなってしまうけど、それぞれの場所でみんな生活しているってことには変わりないし、みんなが新しいページをめくっていく様子を知らせてくれるのは、本当に嬉しい
たまに思い出してくれて連絡をくれるっていうだけで、繋がっていることを実感できるのが幸せだなぁと思うようになりました。
そういう点では、コミュニケーションにも変化があった1年だったかも。メールを放置しても&されても、あまり気にすることが無くなりましたw

さて、2010年。どんな1年になるのかな?
しっかり前へ向かって一歩一歩前進していく1年にしたいと思います



思ったこと。感じたこと 23:19 comments(0)
ゴールデンスランバー
評価:
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 1,680

atsuminにお借りした「ゴールデンスランバー」。
伊坂幸太郎作品を最近よく読んでいて、その流れでこの作品を読んでみたい!と思い借りたのですが、なんと1月に映画が公開されるのね劇場で予告編を見てビックリしました。
しかも主演は堺雅人。ちらっと予告編を見ただけですが、登場人物のキャラクターと世界観がぴったりで、かなり期待できそう

ちょっと抜けているところがあるんだけど素直で人を疑うことをしない実直な元宅配ドライバーの青年・青柳雅春が、何者かによって首相暗殺事件の犯人に仕立て上げられてしまうというストーリー。
濡れ衣を着せられていることに不満を抱きながらも、自分の命が危ないことを悟り、必死で逃げるという逃亡劇です。

元彼女である樋口、同級生だった森田、後輩のカズとの大学時代の懐かしい思い出の回想と行き来しながら進んでいく物語は、何もかもが楽しかった大学時代のゆとりある時間と、足がもつれても、銃を撃たれても必死で逃げ続けなければならない緊張感との緩急が激しくて、ぐいぐいと引っ張られていきます。
青柳と樋口の視点で綴られる第4部は計414ページと長編なんだけど、こんなドキドキをずっと維持できるストーリーって、本当にすごい。
このスピード感を保ち続けられる文章を書く伊坂幸太郎は、本当にすごいなぁと思うばかりでした

イメージのコントロールや情報操作、誰も知らないところでうごめき続ける利害や欲望。
単なる逃亡劇に留まらず、マスコミのありかたや、人間とは?生きることとは?というところまで切り込んでくる深いテーマがいろんなところに散りばめられています。

さすが伊坂作品っていう、「まさかアレとコレが繋がっているとは」という思わず嬉しくなってしまう構成もバッチリ織り交ぜられています。
メインとなる第4部の他、事件のはじまりをテレビでも目撃した樋口と会社の元同僚、視聴者として事件の報道を見ている入院患者、事件から20年後のジャーナリストの寄稿と、様々な人/時間(時代)の視点から見ていくことで、1つの事件なのにいろんな見え方に思えるから不思議なものです。

今回星を4つにしたのは、この前に読んだ「死神の精度」ほど、「あぁ!おもしろかった!!」と両手を挙げて喜べなかったので。
この“苦さ”こそが、この作品の個性といえばそれまでなんだけど、「こうなるしかなかったのね・・・」という思いが残ってしまうのは、どうしても残念でならない
「残念だ」と思えるのは、それほどまでに青柳という人物に心を奪われるからなんだけど。

エンディングである事件から3ヵ月後のエピソードは、どれもホロっとくるものばかり。
特に青柳の両親のシーンは、思わず笑ってしまったと思ったと同時に涙が落ちてました。
それくらい素晴らしいセンスとユーモアに富んだシーンでした

映画だけでも楽しめると思うんだけど、時間がある方は是非原作もお勧めです

本当に単なる偶然なのですが、「ママの狙撃銃」でケネディ暗殺事件が登場し、「ゴールデンスランバー」はケネディ暗殺事件が日本で起こったら的な話でした。
こりゃ、今後はケネディ暗殺事件についての本でも読まないといけないな、なんて勝手に思ったのでした。
book 00:41 comments(0)
ken's bar 2009 winter @さいたまスーパーアリーナ
だいぶ遅くなりましたが…23日に行われたKen's barの想い出記事を書いてみます。
(本当にまったくもう〜っていうくらい、最近忙しかったもので

年末恒例となりました堅ちゃんのKen's bar。
今年はさいたまスーパーアリーナでの開催でした。レベル5まで使用した約27000人収容のホールレイアウト
ステージ以上に、客席のほうが圧巻でしたww

今回は撮影が入っていたので夏のbarに比べてスムーズな進行でしたが、選曲はジェットコースター並みのバリエーションでした。
意表を突く面白い選曲が多かったので楽しめたのですが、あの曲がここにあったらもっと会場の雰囲気が違ったであろうにっていうのもあったり、初参戦のお客さんを乗せ切れなかったんじゃないかなぁ・・・という感じでした。
今回のお客さんは初耳の曲には拍手が小さいっていう、結構シビアな感じだったなぁ
もちろんぐだぐだトークはご健在w

始まった時からしっとりめだったので「今日はまったりbarだなぁ」と思っていたら、熱狂的なファンの方が近くにちらほらいらっしゃいまして、立って踊ったり、鳴らない指笛を一生懸命鳴らそうとされていたり(それでもピースカー ピースカーと音が漏れるばかりなのでしたが・・・)、その方のおかげでステージが見えなくなっちゃいましてねぇ…
モニターも用意されてたんだけど、見事にその方の頭に隠されてしまいまして・・・
お気持ちはわかるだけに・・・なんとも複雑な気分でございました。
辛口コメントになりますが、みんながドッと立ち上がるような演出がなかったっていうのも、バラついちゃった原因のひとつだとは思うんだけどね

以下、セットリストと感想を

【ACT1】
1、きよしこの夜
2、THE GLORY DAY (MISIAのカバー)
3、楽園
4、CANDY
5、関白宣言 (さだまさしのカバー)
6、STAR
7、哀歌(エレジー)

♪きよしこの夜は、1番は普通に歌い2番はフェイクを入れたりちょっとゴスペルっぽいアレンジになっていてかっこよかったです
続いて、MISIAのカバー♪THE GLORY DAY。
クリスマス前にミニアルバム的なリリースだったナンバーなので、世の中にあまり知られていないのですが、個人的に高校の修学旅行に行く時にものすごく聴いていたこともあり(修学旅行先が12月のオーストラリアだった)、まさか堅ちゃんが歌ってくれるとは思わず大興奮
ただ、手拍子を要求するなどもう少し会場を巻き込めたんじゃないか?そうしたら♪LOVE LOVE LOVEまでには届かないまでも会場が一体となったんじゃないかな?なんて思えるのでちょっと残念

♪楽園は、いつもどおり心に染み入るナンバーでした。
その後に、アッパーな♪CANDYしかも堅ちゃんサイケなサングラス着用w
早口+ものすごい難しいメロディを歌いこなせてしまう力量はさすが

会場全体がノリノリになったところで、いきなりの♪関白宣言wwww
最初ビックリしすぎて「どんな選曲なのよ」ってツッコミたくなったのですが、何気によく聴いてると…ものすごく素敵な曲じゃんさだまさしにビックリ。

 俺は浮気はしない たぶんしないと思う
 しないんじゃないかな
 ま、ちょっと覚悟はしておけ

という歌詞に堅母・佐和子さんが「何様のつもり?!」と激怒したというエピソードがまた面白かったw

大学の同窓会があったってことで♪STARでしっとり思い出に浸るモードになったかと思いきや、ACT1最後の曲は、ピアノアレンジの♪哀歌(エレジー)でした。
いつも以上に切なくて苦しい感じになってて、曲の世界にひきずりこまれたと思った矢先に、

「それではまたあとで」

って堅ちゃん退場。
あれ?1部これで終わり?って理解するのに会場全体が少し時間がかかりました。
次の瞬間、グッズに行く人、トイレに行く人、ドリンクを引き換えに行く人が一斉に会場から脱出を計り、廊下は恐ろしい状態に

【ACT2】
8、POP STAR
9、メリーゴーランドハイウェイ
10、ブラックバード (ビートルズのかばー)
11、思秋期 (岩崎宏美のカバー)
12、瞳をとじて
13、KISS OF LIFE
14、僕は君に恋をする

♪POP STARでノリノリのACT2スタート!
と思いきや、次の♪メリーゴーランド・ハイウェイがあまりメジャーなナンバーじゃなかったから(アルバムにしか入ってないしね;)、客席いまいち盛り上がらず
堅ちゃんもステージでこの曲の知名度の低さを感じ取っていたらしいw
個人的な意見だけど、この曲はコーラスが入ってるバンド編成のほうが盛り上がりそうだなぁ。
Gaining…ツアーの時のフリ、かわいくて楽しかったし。

続いてカバー曲2連発。1つめの♪ブラックバードは、恐れながら初めて聴きました。
軽やかなギターが、小鳥のさえずりみたいでとてもかわいらしい曲だった
弾くのはすごく大変そうだけど;;
2曲目は、岩崎宏美の♪思秋期。季節ひとつ巻き戻しの“秋”ナンバー。
「青春はこわれもの」「青春は忘れもの」って、とても印象的な歌詞だなぁ〜としみじみと聴き入りました。今時こんな歌詞を書くアーティストっていないと思うけど、完全に「詩」になっている歌っていいものねぇと思った一曲でした。

♪瞳をとじて を歌ったのは、私の中では意外だったなぁ。
♪僕は君に恋をする とは一緒に歌わない曲じゃないかな?なんて、勝手に想像していたので。

♪KISS OF LIFEで会場のテンションを上げておいて、♪僕は君に恋をする でしんみりとエンディングを迎えた感じでした。

【アンコール】
15.Half of me

アンコールは、会場の中心に設けられた弾き語りスペースでした。
グランドピアノの周りに赤いバラが飾られ、上から見ると「Merry Christmas」ってデコレーションされてるという凝ったステージに、会場が思わずメロメロに
ただ、センターステージということもあって、アリーナのお客さんが中央に向かって集中してエライことになってました
そりゃ少しでも近くで見たいよねぇ・・・。まぁ、こうなるだろうとは予測ができた展開

♪even ifのように、これからのKen's Bar10年のテーマソングとしての地位を確立しつつある♪Half of me。
ずるずると彼女(というかeven ifの時点で付き合ってるわけじゃないけど)を思い続けている男が、今後どんな風に“失われた半分”を見付けていくのかに期待。
いつか音CD化してほしいなぁ。歌詞をじっくり読んでみたい

というわけで、Ken's Bar2009winterの想い出でした。


music 19:14 comments(0)
カールじいさんの空飛ぶ家
愛する妻が死にました。だから私は旅に出ます。

このキャッチコピーだけで、まず気持ちを鷲づかみされてしまった「カールじいさんの空飛ぶ家」を観てきました。

探検家に憧れていたカールとエリーが出会ったのは、歯が生え変わるような年代の時。
活発なエリーと物静かなカール。成長し、2人は結婚し、互いに年を重ねて、やがてエリーが先にこの世を去りました。
さらに、共に過ごした思い出の詰まった家も都市開発のため、立ち退きを迫られるカールじいさん。
思い出を守るため、そしてエリーとの約束を果たすために、ヘリウムガスで膨らませた風船を家にくくりつけ、“伝説の滝”がある南米ベネズエラを目指して、いざ旅へ出発

というのがエピローグ。カールじいさんの約60年くらいの物語をダイジェストで観る感じなんだけど、ここまでのストーリーだけでポロポロ涙がこぼれてきました

無事、風船と共に大空に飛びたったカールじいさんと家。
老人の気ままな一人旅になるかと思いきや・・・家になんと少年・ラッセルが乗っていた
カールじいさんは仕方なくラッセルを旅に連れて行くことに

カールじいさんはエリーとの約束を果たすことが出来るのか。
2人の旅の行く末には何が待っているのか?!

これ以上書くと、本編のお楽しみがなくなってしまうので書きませんが、ユーモアセンスが抜群&要所要所で涙腺を突いてくる素晴らしいストーリー展開でした
おじいさんが主人公なので、女性より男性のほうが感情移入しやすいかも?
宮崎駿監督も魅せられたという作品だけあって、実に奥深い映画だと思います。
ジブリで例えるなら、紅の豚的なかっこよさとチャーミングさがある、そんな映画です。
こどもはこどもでアドベンチャー映画として楽しめるし、大人は大人で自分の生き方とか気持ちとかを考えるきっかけを与えてくれる映画だと思う。

偏屈で頑固すぎるほど頑固、ただそれはエリーを愛しているが故のカールじいさんと、正義感と優しさに溢れてるんだけど、ちょっぴり間の抜けているラッセル。
2人のやりとりと後から出てくる登場キャラクターたちも、かなりいい味出してました
そして、なにより78歳のカールじいさんの活躍っぷりがものすごいです

ちなみに、有楽町のTOHO CINEMASで見てきたんだけど、ここは3D上映館でした。
劇場に入ったらすぐ3D用のメガネを渡されて、うずうずしながら着席。
3Dメガネを装着して、まずシンデレラ城にディズニーのロゴが映し出されるおなじみの画面がスクリーンに映し出された時、会場から驚きの声が上がりました3Dすごすぎる
どうせ観るなら、絶対に3DがオススメDVDは3Dでは見えないもんね。

これはDVDが出たら絶対に買おうと思います
movie 00:12 comments(0)
ママの狙撃銃
あやちゃんに今回借りた3冊目、荻原浩の「ママの狙撃銃」
以前借りた「なかよし小鳩組」と同じ方の作品。道理でテンポがいいわけだ。

陽子は、結婚し2人の子どもにも恵まれ、念願のマイホームを手に入れて、小さな庭でガーデニングを楽しむごく普通の毎日を送る主婦。
そんな陽子のところに「仕事」をしないか、という連絡が入る。
この仕事とは「暗殺」。幼い頃をアメリカで過ごした陽子は、祖父のエドに銃の英才教育を施され、過去に一度だけ「仕事」をしたことがあったのだ。
家族を守るため、陽子はエドの形見である狙撃用ライフル銃を再び手に取る、というお話。

レミントン、S&Wエアウエイト、ワルサーPPK、デリンジャーetc…銃の名前も知らなければ、口径って何?銃身ってどこの部分?っていうくらいの知識しかない私だけど、それがよくわからなくても陽子の過去の体験談が明らかになっていくたびにストーリーにぐんぐん引き込まれていきます(もちろん銃に詳しければなおさら面白いと思う)。

次期アメリカ大統領選に出馬予定のターゲットを、陽子は仕留めることが出来るのか。そして、陽子に指示を送るKとは誰なのかという、陽子の「仕事」面についてが物語の半分を担っています。
もう半分は、私立中学に通う長女・珠紀の学校生活やいたずら大好き時期真っ盛りな幼稚園児・秀太に振り回されながら毎日奮闘するママとしての陽子や、会社を辞めて同期と共同で起業すると言い出した夫・孝平の事業は上手くいくのか、という家庭生活について。
必殺仕事人として顔と、妻であり母としての顔。このバランスと物語の中で切り替わるタイミングが秀逸でした

そして、深く突き詰めていくと、人を殺すこととは?生きることとは?死ぬこととは?という究極のテーマがストーリーの根幹には流れていて、そんな哲学的なことを考えさせられる味わい深いクライマックスでした。

388ページ・24章に及ぶ長編だけど、どのシーンもワクワクしながらページを進めていけました。
特に陽子の仕事シーンは、まるで映画を見ているかのような気持ちになりますよ。

何度読んでも飽きないと思う&また読みたい!ってことで、星5つをつけました
book 22:13 comments(2)
女友達5人でALOHAなディナー
高校の時の女友達5人で、船橋のALOHA DINER DUKE'Sというお店にご飯に行って来ました。
名前の通り、アロハ〜 なお店で、サーフボードがおいてあったり、フラの映像が流れてたり、小物まで全部ハワイな雰囲気で、テンションUP
壁の上は、こんなディスプレイ。ただ瓶を並べているだけなのに、なんだこのかわいらしさは



料理も、もちろんボリューム満点なアメリカンサイズ
特に印象に残ったのが、この2品。
まずは、オニオンリング。



普通のオニオンリングが出てくると思っていたら、現れたのはリングっていうか半円状の物体
つまり、たまねぎを半分に切って、そのままリングにしちゃったっていう感じです。
衣は揚げたとは思えないサックサクのパリッパリ。
お皿に乗っているオーロラソースの他に、アメリカンサイズのハインツの特大トマトケチャップと、こちらも特大なマスタードも用意してくれました。



もうひとつはペパロニピザ。
サラミが辛めかも・・・?と不安だったのですが、全然辛くなくて実に食べやすかった
チーズがたっぷりのっているので、取り分けるのにも一苦労。
土台はクリスピーで、耳はもちもち。こんなシンプルなピザでこんなにおいしいと思ったのは初めて。

このほかに、アボガド&シュリンプサラダとスパムおにぎり、さらにデザートをオーダー。
ハワイアンビールやハワイの一流ホテル名が付いた南国ムード満点なオリジナルカクテルで、さらにテンションがあがりエンドレストークは続き、結局4時間ほどお店にいました。
こんなに食べて飲んだのに、割り勘したら1人3090円
もう、ビックリしすぎて「お会計間違ってません?」って確認したくなったほどでした。

ハンバーガーも気になったけど、今回はおなかいっぱいになっちゃったので、また今度ってことで

▼お店のブログ
http://dukes.blog59.fc2.com/

▼食べログ
http://r.tabelog.com/chiba/A1202/A120201/12007811/

Sweets&Food 19:02 comments(2)
CaFe HAiでモロッコパイ
現代美術館で作品鑑賞し終えた後、ちょっと一休みってことで館内になるCaFe HAiで休憩しました。
ベトナム料理をメインにしたアジアンカフェです。
店内には露店のようなワゴンとか、素っ気ないくらいシンプルなテーブルと椅子が並んでいるんだけど、それでもなんだか落ち着きます。
外にもカフェスペースがあるみたい。
今回はお一人さまだったので、店内の2人掛けの席に座りました。

そこでオーダーしたのが、このモロッコパイ。
携帯で撮影したので少しピンボケ気味な点をご了承を



お昼を食べていなかったので本当はフードメニューにするつもりだったんだけど、メニューを眺めていたら未知のスイーツに心奪われてしまい、結局お昼代わりにコレをオーダーしました。

初めてお目にかかるモロッコパイ。
説明書きによりますと・・・
モロッコの人々が大好きなおやつ。モロッコでは「ムラウイ」と呼ばれ、街中のカフェの店先で、一枚一枚ムラウイを焼いている姿をよく目にします。セモリナ粉と小麦粉を合わせ、バターを練り込んだ生地を香ばしくパリパリに焼いて、たっぷりのはちみつと冷たいココナッツアイスを添えていただきます。
というもの。
ちょうど切れてしまったけれど、右上に写っているピザカッターのようなローラーが付いたスプーンで食べやすい大きさに切っていただくんだけど、これがなかなか扱いが難しい
結局、備え付けのフォークとスプーンにもお世話になりました。

外側はさっくり、内側はもっちり。
はちみつをたっぷりかけているのに甘ったるくないのは、アイスがココナッツだからでしょう。
さらに、上にふりかけられたピーナッツも香ばしくてGOOD
敢えて言わせていただくならば、これで650円はちょっと割高な感じがするのがちょっと・・・
あと50円、せめて30円くらい安くなってくれたら、もっとおいしく感じるww
Sweets&Food 13:02 comments(0)
東京都現代美術館で過ごす休日
東京都現代美術館に行ってきました。
お目当ては、井上雄彦氏によるエントランス・スペース・プロジェクトと、「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展。

チケット売り場から常設展示室へと続くエントランススペース(自信はないけどたぶん50mくらいはあると思う;)に、井上雄彦氏がこのプロジェクトのために書き下ろした作品が並んでいて、最後には高さ7.2m、幅6mの宮本武蔵が「これでもかっ!」っていうほどの存在感を放っています。
上野の森美術館で行われた「井上雄彦 最後のマンガ展」でも感じたけど、この人はもう漫画家っていうより美術家だなぁと改めて思いました。

和紙と墨、そして筆で描く一発勝負の世界。
黒の濃淡で人の躍動感まで描ききってしまう描画力は、マンガの登場人物=“キャラクター”という枠を超えて、人物画という美術作品として完全に成立させているし、見る者を圧倒する力があります。

テーマは、強い自分を追い求める一方で人を切ることを通して淋しさや虚しさを感じている幼い日の武蔵の心が揺れ動く様を描いています。
「バガボンド」ファンの方は是非ご覧あれきっとこれはどこにも巡回しないハズ。

続いて「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展へ。
17世紀から現代まで時代の最先端ファッションを一望するという展覧会。

【着飾ることは自分の力を示すこと】と題されたスペースでは、フランスの宮殿服やイギリスの総レースのドレスなど当時の流行と贅を極めた職人芸のオンパレード
糸1本取っても金糸や銀糸を使用していたり、柔らかな光を放つパールや眩い光を放つ玉虫、そして繊細且つ豪華な刺繍。
どれもこれもうっとりするほど美しくで、「素敵」っていう言葉しか思い浮かんできませんでした

マリー・アントワネットがやったと伝わる髪の上に帆船の乗せちゃったドレスも登場
「さすがにやりすぎでしょ」って思ったけど、思い返せば今のキャバ嬢さんたちの“盛り”も同じようなことをしてますね
歴史的なものに紛れて、現代のデザイナーの作品も陳列されています。
前述の帆船ドレスの横にいたのは、ヴィクター&ロルフの作品。タイトルは「装飾されるべき贈り物」。
どんなドレスかと申しますと…体にリボンが巻きつけたようなデザイン
体にリボンを巻いて、「私自身がプレゼント」を具現しちゃったドレスでした。

時代は進み、19世紀のレースドレスや第1次大戦後アール・デコ期のドレス(この時代のは胸がないほうが似合うデザインが多いのがかわいい!)、月にアポロ11号が下り立ったことに刺激されたファッション界の宇宙をイメージしたものなど、20世紀に入ってからのファッションの流れは、まさに激流
性別によって決まっていたドレスの基本的なフォルムを打ち崩し、どんどん多様なデザインが生み出されてきた時代。中には「これ、米米のステージ衣装ですか?」っていうほど奇抜なものもありましたw

続いては【削ぎ落とすことは飾ること】スペースでは、タイトルどおり装飾を可能な限り削りながらもデザイナーの個性を盛り込んだものが整然と並んでいます。
私でも知っている有名どころだけでも、シャネル、ディオール、ヴァレンシアガ、イヴ・サンローラン、クレージュetc…。
女性らしさと女性の社会進出を助ける機能性を兼ね備えた、どれもシンプルなフォルムのものばかり。
それでも贅沢感があるのは、デザイナーの名前の力だけではなくて、そこにちゃんとデザインがプラスされているから。
ただの服ではなく、デザイナーの作品として成り立っているところが、まさにブランド力なんだろうなぁ。

【ひとつだけの服】コーナーはとても狭いんだけど見応え十分。このスペースは、メゾン・マルタン・マルジェラの遊び心溢れる1点ものが紹介されています。
素材が実にユニーク
割れた陶器、切り刻んだレコード、ミラーボール、トランプ、油絵のキャンバス、靴紐、さらには飾付け用のゴールドテープまで。
こんなものを素材として使っちゃうんですかっていう数々が並んでいます。

【冒険する精神】は、コム・デ・ギャルソンの川久保玲の作品と金沢21世紀美術館の建築を手掛けた妹島和代による空間デザインのコラボレーション。
透明な曲線パネルの中に配された服を歩きながら眺めるコーナーなんだけど、平らなものから生まれる曲線の世界でまるで服(デザイン)の迷路に迷い込んでしまったような、不思議な感覚になるとても興味深い展覧でした

ファッションについて専門知識は全くない私だけど、かなり楽しめました
今年の流行語に「ファストファッション」が選ばれたけど、これを見た直後はどんなに安くても買う気になれないなぁ
贅沢なものを買いたいっていうわけではなくて、安いっていう観点だけじゃなくて好みとか自分のスタイルとか、そういうものを一度じっくり考えてみるのもいいんじゃないかな?って思わせてくれる、そんな展覧会でした
art 21:33 comments(2)
おめでたいことづくしな今日この頃
ここ最近、私の身の回りでおめでたいことが続いています
私の周りは11月生まれが特に多いんだけど(仕事上のお付き合いの方も含めれば11人もいる。しかもみんな後半に集中)、さらにそれを上回るビックイベントが続きまくり

前職の後輩が赤ちゃんを出産
結婚式にも出席させてもらったのが去年の3月でした。時間が過ぎるのは本当にあっという間
11歳年上の旦那様は建具職人さん。かっこいいなぁ〜。
子ウサギを貰いに遊びにいったこともありましたそのウサギは今neoんちで元気に暮らしています。
2次会で花嫁のブーケを頂いたんだけど、まだ効力は発揮せずに温存中ですw
くりちゃん、ご出産おめでとう ベイビーの健やかな成長を楽しみにしています

元同僚tomochu&モリヲが本日入籍
2人の付き合った記念日である今日、めでたく入籍されました
ビジネスネームは旧姓のままというので、HNではなくリアルでの呼び名は今までどおり継続させてもらいますw
来週末は2人の結婚式
受付の役目を仰せつかったので、ハレの日に泥を塗るような粗相はしないようにがんばります

さらに、大学時代の友人も本日入籍
「12月に結婚すると思う」って言ってた彼女からいきなりのメール。
内容は「本日入籍しました」と。サプライズすぎてビックリしました
彼女は結婚式やパーティーは考えていないというので、年明けたら久しぶりに大学1年生からのクラスメイト4人で集まれたらいいなぁ。

mixiで小学時代の友達が来年1月に出産予定だって知ったのも嬉しい驚きでした
来年は4月に高校の友達が、5月にゼミの同期が結婚します

これが噂に聞くビックウェーブってやつかぁ?
軽やかにその波を超えていくためにまず計画的にお金を使わないと
衝動買いは出来るだけ我慢せねば冬のセールの誘惑に負けないように頑張れるかが問題だ
思ったこと。感じたこと 23:18 comments(3)
プラネタリウム
装丁買いで梨屋アリエの『プラネタリウム』を買ってみました
『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞受賞されている作家さんだそうで、ファンタジーとか児童文学好きな私のツボでは?と思ったっていうのも購入理由の1つ

4編の短編から成る一冊で、現実のようで少し違う世界が描き出されています。
舞台は世田谷ならぬ「世界谷」。主人公はここに住む中学生たち。

1話目は、片想いの彼を見るたびに心がキュンとしてしまうあまり頭上の青空を割ってしまう中1・未来と、もてるんだけど恋をしたことがなく自分のキャパを越えてしまうと警報音が鳴り出す中3・美野里がメインキャラクター。
降って来たあおぞらフレークを口にした美野里はその美味しさに驚き、フレークを集めるために未来の恋を応援をすると引き受けるが、いつの間にやら彼は美野里を好きになっていて…という三角関係。

2話目は、背中に大きな翼を持つ男の子・中也が主人公。
自信家の割りに他の人と違う特徴=翼を持つことを受け入れられず、“いい子でいること”に安心しているタイプ。
仲良くなった隣に住む32歳独身実家暮らしの彼氏なし+働きもせず部屋に閉じこもりゲームやアニメ鑑賞に明け暮れる由子もまた、自分の世界に閉じこもることで自分を肯定的に捉えられるタイプ。
とある出来事で、彼女の自尊心が粉々に打ち砕かれ砂となって蟻地獄のように2人を飲み込みはじめる。

次は、足の下に15cmの空間を持つ紘夢先輩と彼女の学習障害を持つ真貴ちゃん、そして不器用だから明るい自分を演じることでバランスを保っている晴実の物語。
晴実は紘夢先輩が描いたイラストに惚れ込み、いつの間にやらその「好き」の気持ちはイラストから先輩へのものにと変わっていた。彼女の片想いの行く末は?

最後に登場するのは、衣生(いなり)と磨布(まふ)という女の子2人組。
「私は、森になりたい」と言っていた衣生が、ある日、人間から木に変身を始め、やがて大樹となった衣生の下で暮らし始める磨布。そこに磨布の父親が木を倒しにやってきて…。

思春期が、いろんなことに傷つきそして成長していくための時期とするならば、この4つの物語はファンタジー的な要素を加えた青春小説って言って間違いないです。
それぞれの持つ特殊能力(?)の設定も、想像力豊かで設定自体はとても面白い
きっとこの人は、幼い頃に持っていたぐるぐる渦を巻くというか枯れることのない泉のようなずば抜けた想像力を、年をとっても持ち続けている作家さんなんだと思う。

ただ、ファンタジーっていうジャンルにありがちなんだけど、その世界観を素直に受け止められないと物語自体がとても怖く、グロテスクなものに感じてしまう
私は「あおぞらフレーク」は楽しく読めたんだけど、第4話の「つきのこども」はどうしても受け入れられませんでした
怖いと思わせるほど描画力がある文章とも言えるんだけど、近くに置いておいて繰り返し読みたい本か?と考えると、怖くて近くに置いておきたくない…かな

また、主人公の子ども達を通して親の存在についても考えさせられます。
この4編の物語に登場する親全てが、実に危うい
どの作品も、親と子のあり方に警鐘を鳴らしているように思えました。

というわけで、今回は星2つで。

book 12:22 comments(0)
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スイーツレポートばかりとなったブログ。
読んだ人が「食べてみたい!」と思ってもらえたら嬉しいなぁ。
そんなことを願いながら綴っています。
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