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KATAGAMI Style展行ってきました
三菱一号館美術館で行われていた(この記事を書いている5/27が東京最終日)「KATAGAMI Style―世界が恋した日本のデザイン もう一つのジャポニスム」に行ってきました。
http://katagami.exhn.jp/

最終日前日に滑り込みで観に行ってきたんだけど、入場まで30分待ちの大混雑!
服飾やインテリア、グラフィックなどにも及ぶ展示内容ということもあって、訪れる人も絵画展よりも多かったのでは?と思います。

型紙とは、絹や綿の布に図柄を染め付ける際に用いられる伝統的な道具。紙を柿渋で加工することにより補強し、また耐水性・防虫性を高め、自家製の特殊な彫刻刀を用いで様々な形を彫りぬいてある。
図柄の部分を防染糊で塞いでから染色するため、図柄は生地の色のまま残り、それ以外の部分が染料の色に染まる。

遠目から見ると無地のようでも、近づいてみると実に細かい模様が施されているものを粋としていた江戸の町人文化。そんな“粋”を作り上げるための消耗品だった型紙。
展示では実存する型紙が多数展示されているんだけど、「これ、どうやって作ったんですか?!」っていうくらい細かくて延々と単純作業を繰り返して完成させるものがたくさん。
今でこそパソコンがあって画像ソフトのコピー&ペーストで同じ柄の複製は簡単に出来てしまうけど、すべて手作業でやっていたと思うとそのために費やしている苦労ってどんだけかと考えてしまいました。これこそ職人技の神髄!
具象絵画の西洋文化圏の人から見たらとてつもない衝撃を受けたっていうのも分かる気がします。

展示は、約400点の展示を通して、ジャポニスムの流行によって日本の美の世界が西洋に渡り、その国々でどう昇華されたのかを紐解いていく構成になっています。

イギリス・リバティ社が型紙をベースにテキスタイルを作っていたり、フランスではアール・ヌーヴォーになりラリックやガレが登場、ミュシャは装飾性に富んだポスターで人々を魅了。
布や服の分野では、絹や綿からビロードや織物と質感が変わることで重厚感が増して、同じ模様でも全く異なるものに変わっていくし、身の回りを飾るためのもの(インテリアやカーペット、壁紙など)に取り込まれていく様子もよくかわる展示内容でした。

韓国人の友達と見に行ったんだけど、韓国の伝統的民族衣装=チマチョゴリには着物のような柄はないんだそう(あっても飾り襟くらいだって)。
同じアジアでも、模様を身に纏うことで個性を演出していた日本と、着物はシンプルで飾りでアクセントをつけていた韓国っていう文化の違いもわかったひとときでした。
なかなかの盛況っぷりだったこともあり、いろいろ話しながら展示を観れたのが今回はとてもプラスになったかも!

これから京都→三重を巡回するらしいので、気になる方は是非!
自分たちの先祖はすごいなぁ〜と純粋に感じることが出来る、そんな美術展でした。
art 17:23 comments(0)
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