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古代ローマ帝国の遺産展―栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ
国立西洋美術館会館50周年事業である「古代ローマ帝国の遺産」展に行ってきました。
名を変え品を変え、いろんな古代ローマ展が開かれるけどどれも盛況を博していて、「日本人ってホント古代ローマが好きだよなぁ」と思いながらも、結局私も観に行ってしまう古代ローマ好きな一人のわけで

さて、今回の展覧会はサブタイトルにもあるとおり「栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ」がテーマ。
華やかな栄華の極みを集めたというよりは、帝国の歴史と人々の生活にスポットをあてた展覧になっていました。

第1室は、ディオクレティアヌス帝時代の彫像が並んでいます。
真っ白で美しい彫像が並ぶ室内は、厳かな雰囲気が漂っていました。
足の甲に浮き出た血管とか生々しさを感じるほどだし、柔らかな布の表現は本当にいつ見てもお見事
まだ絵画も壁画くらいしかない時代だから、“美”は彫像であったり彫刻であったり立体化することで表現されていたんだなぁってしみじみ思いました。
もちろん形に残すってことは権威の象徴でもあるわけですが。職人の技術の高さには驚くばかりです。

続いての部屋は、主にフレスコ画の展示。
「部屋を飾る」というよりは「壁に描く」という表現のほうが当てはまるフレスコ画。
ギリシャ神話の一場面が描かれていることが多いんだけど、それも実に人間らしい神様ばかりで、人々の生活にギリシャ神話信仰が根付いていたんだなぁということがわかります。
キリスト教も生まれたばかりくらいの時代だから、宗教画がないのが新鮮でした。
“新鮮”って言っても紀元前後の時代だから、かれこれ2000年くらい前のフレスコ画を見ているわけで、そんな前のものが今ここにこうして残っていること自体すごいことだって改めて思ったり。

その他、ガラスや秤、器など生活に必要な道具も多く出品されています。
一つ一つ造形美の素晴らしさには驚くばかり。
一際人気を集めていたのは、やはり金貨や金細工のコーナー。
ローマの栄華を物語る煌びやかなコーナーは、その細かな細工や金貨の彫を見ようとたくさんの人が並んでいました。

最後の部屋は、ポンペイの「黄金の腕輪の家」の壁画と噴水のあるモザイクドームが展示されています。
シックな赤の壁の部屋に、高さ3メートルくらいありそうなフレスコ画は圧巻モザイクドームも素晴らしい
部屋を出た後に用意されている映像コーナーで、これらがどのような家でどんな風に使われていたのかが放映されています。
「これが自宅なの?!豪華なリゾートホテルじゃん」っていうほどの贅を極めた生活っぷりは、ただただ羨ましいばかり。
こんな優雅な生活をしていたのに、突然の火山の噴火で街ごと沈み18世紀まで発見されなかったなんてドラマチックにも程がある。

特にどこにターゲットを絞っているわけでもなく、まんべんなく網羅してみましたみたいな展示だったのでちょっと物足りなさも感じましたが、最後の「黄金の腕輪の家」の展示はとても良かったです。
中学生の校外学習?みたいなグループのたくさん来ていたので、古代ローマ入門編の展示としては最適な気がします。
本音を言うと、一般1,500円はちょっと高いかなぁ…っていう気もしますが



art 19:14 comments(0)
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