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not simple
「リストランテ・パラディーゾ」で一躍有名になったオノナツメさん。
この作品は、“ツキがまったくない男”イアンの一生が描いた316ページの物語です。

とても不幸でとても強烈な印象を与えるイアンの最期から物語ははじまり、イアンの出生の秘密や数奇な人生がクライマックスに向けて謎解きをするようにどんどん紐解かれていきます。

そのストーリー展開は、マンガというより小説。
それに絵が加わったことで、読み終えた後は映画を見たような感覚に陥りました。
タバコとコーヒーの香りがページ(スクリーン)から漂ってくるような、そんな雰囲気を漂わせた作品です。

とてもネガティブな要素がたっぷりで、心にずしりとかぶさってくるような内容だけど、読み終えたいという欲求に駆られる1冊。
不幸としか言いようのないイアンの人生を通して、家族ってどういうものなのかって考えさせられます。
読み終えた後に、またじわじわと心に迫ってくるものがあって、どんどん味わいを増していく本だと思います。

シンプルな線描で描き出されるキャラクターたちが、実に個性的で魅力的。
絵だけ追っていけば実に淡々とした画面だけど、ストーリーのものすごい深みがあるから、これくらいシンプルなキャラクターで、いいバランスなんだろうなぁ。
この作品を「リストランテ・パラディーゾ」の作風で書いたら、きっとここまで印象に残らないんじゃないかな?なんて思いました。
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